松戸市六実第二小学校の避難訓練を2026年10月4日に実施し、今年も100名以上の方にご参加いただきました。教頭先生、松戸市の直行職員の方2名、松戸市危機管理課の方2名、石井勇松戸市議会議員にもご参加いただきました。
沢山の方にご参加いただき、避難所受付開始までの開設の流れ、トイレ準備の体験、ご自宅で使用する携帯トイレや、段ボールトイレの体験、防災グッズのご紹介などを行いました。
当日の訓練内容に沿って、様子を写真でご紹介します。肖像権保護のために、写真背景は変えずに人物だけをAIを使用してイラスト化しています。
地震発生から受付とトイレ準備まで
- 午前8時に松戸市内で震度5強の地震が発生したという想定で、LINEで避難所運営委員全員に連絡を送信します。
- 避難所運営委員は、小学校西側(プール側)の第1防災倉庫前に集合します。
- 午前9時に防災倉庫を解錠し、ベストを倉庫から取り出して着ます。
- 開設が決まったらすぐに作業が始められるように、倉庫から必要な資材を組立式リアカーで搬出し、体育館裏側の入口まで運び、待機します。



- 体育館近くの校舎脇の第2防災倉庫を開けます。
- 第2防災倉庫の開設に必要なトイレ関連等の荷物を順次運び出します。




- 建物の安全点検を行います。「建物安全確認チェック表」に従って、建物の周辺・内部・上部の安全を確認してまわります。
- 原則として直行職員、施設管理者の方が、避難所運営委員会等と一緒に建物の安全確認をします。安全判断の記録として、場所ごとにボードに場所名を記載して写真に記録しています。



- 安全が確認できるまでの間は、集合係が避難者の方に建物の外で待機して頂きます。
- 当日は、避難所直行職員の方2名と、危機管理課の方2名に参加して頂けました。


- 避難訓練に参加される方には、9:30に集合していただくようご案内していたため、徐々に参加者が増えてきました。


- 体育館の安全が確認されたら、受付などに必要な荷物を体育館内に運び込みます。
- 訓練の日は晴れていましたが、「雨である」という想定で受付を体育館の中で行う訓練をしました。体育館の中をテープで半分に仕切り、入口近くのスペースで受付を待っていただき、受付が終わったら、体育館のステージ側へ移動していただくという想定です。




- 次の写真は、ステージ上に医療スペース用の天井がないテントを設置しているところです。簡単に開く構造になっており、床に敷いたマットの上に載せて、マットと結びます。


- 受付前と受付後の人を仕切るテープが張られて準備ができたら、集合係が案内して避難訓練に来られた方(本番では避難者)に、体育館内の後ろ側(ステージの反対側)へ入って頂きます。「受付」の札は、ピクトグラムと日本語、英語、中国語で表示しています。(「受付」の札は静岡県の避難所マニュアルから静岡県危機管理課のご了解を頂いて、加工して使用しています。)
- 高齢の方や床に座るのが負担になる方もいらっしゃるため、当日は学校に許可を頂いて、跳び箱の上部を椅子代わりに使っていただきました。


- 体育館内のトイレが破損していないか、座っても安定しているか、安全に使用できるかをチェックします。
- 使用できるトイレと使用できないトイレに、それぞれマークを付けます。使用できない場合はバッテンマークを貼ります。
- 大きな地震災害後は、下水道が使用できることが確認できるまでは、使用可能なトイレでも水を流してはいけません。そのために、携帯トイレ(便袋)を使用する必要があり、その使い方の説明を貼ります。日本語、英語、中国語の3か国語を掲示しました。




- トイレの便器に便器カバー用のビニール袋(上の写真では白い袋)をかけ、その上に携帯トイレ(便袋)(上の写真では黒いビニール袋)をかけます。(※便器の中に残っている水で便袋が濡れてしまわないように、便器カバーをかけた上に便袋をかけます。)
- 便器カバーのサイズは、この訓練では90ℓのビニール袋を使用しました。90ℓでは大きすぎるのですが、45ℓでは便器が入りませんでした。家庭用の便器では45ℓでちょうどよい場合がありますが、便器によって適切な便器カバーのサイズが違うようです。
- トイレの中には下の写真のような15ℓのゴミ箱を用意し、その中に30ℓの松戸市指定の可燃ごみ袋(30ℓ)をかけておきます。使用済みの便袋は、このゴミ箱に捨てます。松戸市では、便袋は「おむつ」などと同様に可燃ごみ袋にいれたものを収集します。

- 下の写真は、マンホールトイレの説明用の準備をしている所です。
本来は屋外にある設置場所に設置しますが、今回の訓練では、携帯トイレの使い方の説明用に便座と手するだけを屋内に持ってきています。
床が傷つかないように厚みのあるマットを敷き、便座と手すりを配置しています。 - 手前にある深緑色の十字型の金具は、マンホールを開けるためのバールです。


- 受付、トイレの準備ができたところで、受付班とトイレ班のリーダーは委員長に準備完了の報告をします。実際の災害では、ここから受付が始まります。
体験と説明
- 今回の訓練では、この後、参加された方に防災用品、携帯トイレ(便袋)の使い方、段ボールトイレの使い方、医療スペースなどを説明しました。複数のグループに分かれていただき、順番に体験・説明を行いました。


- 体育館中央の机では、あると便利な防災用品を紹介しました。



- 以下は、マンホールトイレの便器を使った携帯トイレ(便袋)の使用方法と、組立式マンホールトイレについて説明しているところです。
- 3番目の写真は、便袋内の凝固剤に水をかけて固まる様子を見せているところです。
実際に使用する場合は、尿や便を凝固剤によって便袋内で固めることができます。 - 5番目の写真は、体育館を出てからマンホールトイレまでの道に置く夜間照明用のランタンです。





- 以下の写真は、実際にマンホールトイレを組み立てる場合の設置場所です。体育館脇のコンクリート床には、5個のマンホールがあります。赤い円で囲った場所です。このマンホールの上に、最大5個のマンホールトイレを設置することができます。
今回の訓練では組立はしていません。 - 一番奥に見えるのが、手押しポンプです。下水道が使用可能になった場合は、水道が使えなくても、この手押しポンプでくみ上げた水でトイレを流せます。
六実二小では手押しポンプにホースをつないであり、各トイレへ水をバケツで運ばなくても、ホースで給水できるようにしています


- 次の写真は、段ボールトイレの組立を体験していただいている様子です。
ご家庭でトイレが破損して使えない場合などに、段ボール製の骨組みを組み立て、ビニールと凝固剤を入れて用を足すことができます。





- 体育館のトイレの中でも、携帯トイレ(便袋)の使い方をご説明しました。

- ステージ上の医療スペースのテントについて説明をしました。
- 災害が発生した場合には、これ以外に授乳やおむつ替え、着替えなどに使用する屋根付きの密閉型のテントを設置する予定です。

- 順番に説明を聞いていただき、今回の訓練での体験・説明が終了しました。
- 最後に、教頭先生、直行職員のお二人、危機管理課職員のお二人、石井勇 松戸市議会議員からご挨拶をいただき、避難所運営委員会長からお礼のご挨拶をして訓練が終了しました。




- 訓練終了後に荷物を片付け、体育館と防災倉庫を施錠して、無事全て完了しました。
